今回は瞑想の実践法についてお伝えします。
まずは簡単なおさらいとして
瞑想の目的は、「無」になることではなく
マインドフルネス=感情や外側に振り回されない自分であること
へと変化するために行います。
なので瞑想すれば悟りをひらけるとか
いきなり人生を変えられるとか
そういうことではなくて
先生曰く、瞑想はボートの漕ぎ方であって
どこに進んでいくかは別物の話
つまり自分の波=感覚、気持ちを捉えることができ
その波の乗りこなし方を訓練するのが瞑想
と私は捉えています。
さて、それでは瞑想の方法について。
瞑想は大きく分けて2つ
集中瞑想と洞察瞑想
今回は子育て中でもすぐにできる集中瞑想について書いていきます。
集中瞑想とは特定の対象に意図的に注意を集中する瞑想技法
やり方はとっても簡単!
1分でも30秒でもいいから
呼吸に意識を集中すること
以上。
知っとるわ(゚Д゚)ノ
って怒らないでくださいね 。
方法を簡潔に言うならば、これだけ。ただ、呼吸に意識を向けている間にも、様々なことが脳裏によぎります。
でもそれもOK。何が浮かんでもOK。どんなことが浮かんでこようとも、また呼吸に意識を戻す。
そうすることで周囲の喧騒がだんだんと消え、自分に戻れるというメカニズム。これを繰り返すことで周囲に囚われず、左右されない自分になっていく。そのためのトレーニングというわけです。
最初はわかりづらいけれど、その瞬間、自分がどんなことを考えたり感じているのか?
「あ、あれやらなきゃ」ってタスクが浮かんだり
指先が冷たいとか、首がスース―する感覚だったり
いろんなことが湧いてきて、また意識を呼吸に戻す。
私は主に朝の身支度のどこかでやることが多いです。
市の育児相談とかで、夜泣きや子どもに対して感情的になったときは一旦その場から離れて深呼吸しましょうみたいなことを言われた気がするのですが
感情がピークになってしまったら、たぶん深呼吸する余裕ない。。。
と思うので、逆にあまり感情が波打っていないときにやっています。
と、ここまで偉そうに書いている私自身はヨガなどでもよく呼吸を意識するとか、知識としては持っていたわけですがなぜ呼吸なのか?
素朴な疑問がありました。
それがなんと昨日の講座のおかげで解明!
体で例えると
「私は心臓止める!」ってやっても止まらないですよね。
心臓のような内蔵、血管、細胞は意識して動かせない。
生きている限り、常に無意識に動いてるわけです。
一方、手足は逆に無意識で操作できない。
「これをやろう」「こう動こう」という意識があって動く。
※日常生活で習慣化して無意識に動いてる感覚がある人もいるかもしれませんが、感覚はなくとも正確には頭でああしようこうしようと意図して動いています。
同じ体でも
意識して動いている部分と
無意識で動いている部分がある。
そして唯一、それを両立できるのが呼吸。
生きてるだけで、無意識でも必ず呼吸はしています。
でも、呼吸は意識して大きく吸ったり、吐いたり、止めてみたりできる。
確かに( ゚Д゚)
また、何気なく行っている呼吸ですが
なんと呼吸は一つとして同じものはないそうです。
常にその瞬間の感情や体の状態が呼吸に影響しているのだそう。
言われてみれば、緊張していたら呼吸が浅くなったりするし
そもそも吸ってる酸素も常に同じものではない。
な る ほ ど!
呼吸自体が意識と無意識を行き来しながら変化している
だから、自分の感覚、内側、自分の波をとらえられるのかと。
でも呼吸に意識を向けるっていっても
それ自体もよくわからない人もいるかもしれません。
しかし瞑想は語学学習や筋トレのように繰り返すことで、感覚をつかむことができるようになり、自分の意識=価値観が変化していきます。
次回は私自身が瞑想で体感した変化について