鬼滅の刃と思いやり。

note

小学校1年生の娘は、ご多分に漏れず「鬼滅の刃」にハマっております。
私自身はあまり興味がなかったのだけれど、映画を見る約束をしたことから予習でアニメや漫画を見始めることに(映画は前知識が少し欲しい派)。

そして映画を見に行った後には、結局最終話まで読破してしまいました。
周りの人たちは鬼を殺すシーンが怖くて見れないという人も多かったけれど、私は読んでよかったと思う。

ストーリーや細かい設定はすっ飛ばしますが、最終的に家族、仲間、更にはご先祖様までも感謝する終わり方だったのがとても温かい気持ちになりました。

 

家族、友、大好きな人

 

誰かがいてくれるから、誰かの役に立ちたいから、頑張れる。
その誰かのためになら、本来の自分以上の力を発揮できる。

 

キャラクターそれぞれが誰かのために自分を全うして終わり、命は繋がれてゆく。
何百年、何千年と繋がれた命には、それぞれの物語がある。

漫画の内容自体はフィクションだとしても、その命と物語が繋がれてゆくという事は、人間が生存している限り永久的なものだと思う。

口に出さなくても、人間何かしらいろんな物語を持って生きているんだよなぁ。なんて思いながら、2021年という年を迎えられていることも、お正月を家族で過ごすことも、改めて感謝して読み終えました。

 

これだけ流行っているのは、今、そういう誰かを思いやる気持ちや繋がりをみんなが感じたいからなのかもしれない。

コロナでより不安定な昨今。
ただトレンドではなく、これを読むことで人を思いやれる人が増えたらいいなと、ふと思ったのでした。

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