農泊という過ごし方。日本でもできる!愛知県内のアグリツーリズモ

ローカル

遠出も気軽にできない今。どうにか旅がしたい私。
実は今年に入ってずっと気になっているワードがある。
それは「アグリツーリズモ」。

アグリツーリズモはイタリア語で、英語ではアグリツーリズム。グリーンツーリズムなんて言われたりもして、カタカナが激しい。

そしてこの言葉は農業(Agricoltura)+観光(Tourismo)からできた造語で、田舎で農業体験や自然体験をしたり、その土地で田舎暮らしを楽しむように過ごすことを意味している。

スローフード発祥の地イタリアでは盛んな観光のひとつで、向こうではバカンス中の滞在場所として過ごすのが人気。プール付きのヴィラ(邸宅)を一棟貸しするような高級リゾートから、農家である大家さんと共に過ごしながら料理を教えてもらうなど様々なスタイルがある。

日本では「農泊」や「農家民宿」が当てはまるけれど、昨年11月に星野リゾートがアグリツーリズモをコンセプトとした「リゾナーレ那須」をオープンしたことで、日本でもアグリツーリズモという言葉の認知度が一気に上がったと思われる。

画像1

引用元:リゾナーレ那須

(写真はリゾナーレ那須のグリーンハウス。温泉やレストランはもちろんのこと、「ファーマーズレッスン」や「森のトレジャーハント」などリゾナーレ那須ならではのアクティビティも豊富)

ということでリゾナーレ那須には折を見て必ず行くとして、今いる愛知県内で行けそうなアグリツーリズモの宿を探してみたの記録として記事にします(前置きが長すぎる)

愛知県内のアグリツーリズモ

画像2

(写真は豊田市にある築150年の民宿、その名もニンジャマンション。名前が気になる)

「アグリツーリズモ」とカタカナにするとリゾナーレ那須と相まってなんだかリゾート感を感じるけれど、愛知県内で言えば「農泊=農家民宿」といったほうがしっくりくる。
そして調べてみると、農泊といっても必ずしも農家にお邪魔するわけではなく「自然豊かな場所にあるゲストハウスまたは民宿」のほうが多い印象。
ここからは私が個人的に気になった宿を独断ランキング形式にてピックアップ!

まず最初にnohaku.netという農泊ポータルサイトで愛知県内で検索すると、西尾市一色町の佐久島にある民宿が7件、豊田市と新城市の奥三河で2件が該当。
農泊=畑のイメージだったけれど、佐久島のような漁師民宿も含まれるらしい。このサイトは全国の都道府県別に農泊が調べられるので便利。

第3位:佐久島「ゆきや」

画像5

nohaku.netに掲載されていた宿で、西尾市一色町の佐久島にある民宿。
今回調べた宿の中では我が家から最寄りであることと、”日本一新鮮な朝食”という一文が気になってランクイン。宿泊はしたことがないけれど、以前日帰りで佐久島に行ったときにタイラ貝の丼を食べておいしかった記憶もある。

第2位:北設楽郡東栄町「体験型ゲストハウスdanon」

画像3

続いて里の物語というサイトで発見した北設楽郡東栄町の体験型ゲストハウスdanon。こちらはより「農泊」のイメージに近い四季折々の農家の暮らしを地元方との交流を交えながら体験することができる。
そしてなんと、女性オーナーさんがお一人で切り盛りされているそう。
東栄町は県内でも行ったことがないので行ってみたいのと、徒歩8分で「とうえい温泉」という天然温泉施設があるとのことなので温泉も入りたい。

第1位:新城市「農泊おかじま」

画像4

そして、私が一番泊まってみたい!と思った宿は新城市にある農泊おかじま。実はこちらの宿は先述したnouhaku.netにも掲載されていたのだけれど、「奥三河で暮らし隊」という別サイトにより詳しい情報が載っていて気が付いた。
そこに書かれていたオーナーさんご夫婦の笑顔と想いがとても素敵だと感じたので、今のところ愛知県内の農泊で最有力候補。
1泊2食付きで大人1人なんと6000円という価格もありがたいところ。
二階には壁一面の本棚とウッドデッキがあるそうなのでゆっくり本を読んだり、ウッドデッキから星空が眺めたい。

まとめ

調べてみると、愛知県は他県に比べてこういう宿は少ないよう。
個人的にはこれからの観光はこのアグリツーリズモがもっと一般的化するんじゃないかと思っているので、行けるところから体験していきたいと思う。今はまだいつけるかわからない状況だけれど、記事にしながら冒頭のリゾナーレ那須や全国のアグリツーリズモを体験したい!とひと時のワクワクを感じれたので今夜はよく眠れそう。
今日はアグリツーリズモの夢が見れることを期待して、寝ます。

タイトルとURLをコピーしました