今日の記事は昨日書ききれなかった、創造教室の先生にお話ししていただいた
子供の教育、成長過程について。
5歳児とこれから0歳児を出産する身としては
さっそく夫にもシェアして、これからの子育てについて
私たち夫婦なりにどうしていくかを話し合う
良いキッカケにもなりました。
まず、脳科学的に0歳~12歳までを段階的に説明します。
0歳~2歳
0歳~2歳はパソコンでいうハードの部分が作られる期間。この時期に母親や周囲の人とのスキンシップや目を合わせるなどのコミュニケーションを通して、脳内の神経回路、シナプスとそれを受け取るレセプターという細胞の数が決まるそうです。
では、それがどう影響するかというと
これらの細胞の数が少ないと安心物質といわれるオキシトシンが伝達されにくくなり、赤ちゃんの不安感が強くなったり、信頼感を感じにくくなる。
かといって、べったり赤ちゃんについていなければいけないということではありません^^;
お母さんだけではなく周囲の人も含めて、抱っこするときは赤ちゃんの目をしっかり見るなど、スキンシップを取っていれば大丈夫だそう。
特に産後直後は睡眠不足になりがちですし一人で24時間見続けるのは母体にもストレスになります(経験済み)
赤ちゃんのためだけじゃなくお母さんのためにも、周囲と積極的にコミュニケーションできるといいですね!
3~4歳
そして3~4歳になると、パソコンでいうOS、つまりプログラムが入る期間。
この頃には会話もできるようになり、親や周囲の人とのやりとりから自分はどういう存在である、というマインドセットが決まってきます。
例え叱られてもやりたいことや興味を持ったことには一直線、マリオのスターのような無敵状態から、少しずつルールなどを理解し始める時期。
大人になっても残っている記憶はこのあたり~という人も多いかもしれません。
パソコンが少しずつバージョンアップされながらもWidowsからiOSにはならないように、この頃に形成された基礎が、形成されます。
5~6歳とその後
5~6歳はパソコンでいうソフト、アプリケーションの追加の時期。
なんとこの頃にある程度、頭の中で自分の中での人生を決めてしまう「人生脚本」が出来上がる。
人生脚本とは、その後の人生で無意識に繰り返してしまうパターン
つまり自分の中の観念や信念が出来上がるということ。
10歳前後までにその人生脚本が形成され、12歳前後から自立し、自分の作り上げた脚本通りの人生を歩みだす。
先生にお聞きできたのはここまで。
「三つ子の魂百まで」とは幼いころの性格、考え方は歳をとっても変わらない
ということわざなのですが
このお話を聞いて納得してしまいました。
ただ、こういうことを書くとそうしなければいけないのかとか
それができない母親はダメなのかとか
正しい悪いというジャッジが出てくると思うのですが
個人的には子供のためというより
まずは自分の生き方を改めるキッカケなのかなと思います。
もちろん、自分の子供に対して
できるだけ悪影響は与えたくないともうのが親心。
今後の子育てにかなり参考にさせてもらいますが(笑)
親である私もまた、自分自身の両親や学校で体験してきたことを軸に子供に接するわけなので、何が正しい悪いというよりは自分がどうであったかを顧みながら子供に対してどういう自分であるか、何を伝えたいのか
そんなことを意識しています。
そして最後に一番大切だと思ったことは
叱るときは、こどもの人格を否定しないこと
大人でも、人格を否定されるようなことを言われたら
悲しいし、腹も立ちますよね。。。
私自身は親に言われたわけではないのですが
(ただ記憶にないだけか、勝手に自分でそう受け取っている可能性はありますが)
否定される経験がかなり自分の人生に影響しています。
子育てに正解はない、と言いますが
子供と向き合うことは自分と向き合うことでもあるなと感じる今日この頃。
12歳までの成長過程について、何かのお役に立てれば嬉しいです^^