昨日から始めた、勝手に吉田松陰から学ぶ企画。
最初の言葉は、昨日ご紹介した本には載っていないものですが
おそらく、吉田松陰の言葉で一番有名であろう
諸君、狂いたまえ 。
これは吉田松陰が弟子たちにおくった言葉。
これまたいきなり過激な言葉に思えますが
実はこれ、単体ではなく上の句があるのです。
それは
狂愚まことに愛すべし、才良まことにおそるべし
狂うほどの情熱を持って常識から外れる者は
”行動”を起こしている愛すべき存在。
一方、頭だけで考えて理屈を言うことは
何も行動しなくなるので恐ろしい
つまり、弟子たちに「頭で考えるより、行動せよ」と送ったメッセージです。
情報過多の現代、「常識」という枠を超えるとまずは叩かれることが多い。
そしてその枠は一般的な常識に留まらず、自分自身で作った枠の場合もある。
人が作った枠も
自分が作った枠も
それを出るときは恐ろしく感じる。
枠の外に出ることは
それまでの自分からしてみれば
”狂って”いる行動なのかもしれない。
私自身、ビビりなので
結構しょうもないことでも恐かったりする。
飛行機などのチケットをポチっとするときとか
未だにちょっと緊張するし。
恐いから、やめるのか
恐くても、やるのか
ちなみに脳には、最初の一歩を踏み出さないと
行動を起こせないという性質があるそうです。
行動を起こすためには、とにかくやり始めること。
たまには頭であれこれ考えるのをやめて
感覚を信じて、一歩踏み出してみよう。
諸君、いや自分よ狂いたまえ。