あるものを活かす。竹島水族館の復活①

マインド

今日はとある水族館のお話。

先日、竹島水族館館長のお話を聞ける機会があり足を運んできました。

竹島水族館とは、愛知県蒲郡市にある小さな水族館。
年季の入った館内、面積も小さく、特別人気生物もいない
そのため年々入館者数が減少し、閉館の危機にありました。

とはいえ、当時来館者数に関係なく月給制だった職員たちは
大好きな魚と関われて、お給料もらえて、それで幸せ♪
と危機感なし。。。

その当時、まだ若手だった現館長(とはいえ現在もまだ30代)
地元出身ということもあり、どうにかできないか周囲の職員に掛け合ってみたものの年功序列的な雰囲気があり、そんなことより若手は仕事を覚えろと、即却下。

終いには村八分になってしまい、一時は転職しようと履歴書まで書いたのだそう。
それでも改善すべく、水族館の弱点を洗い出してみる。

しかし、そもそも弱点が多すぎて
それらを改善するには時間もお金もない。

そんなとき、ある出来事から弱点を改善するより、今あるものを活かすことにフォーカスすることに気づきます。

それはアシカのラブちゃん。

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(ラブちゃんと館長の小林さん

練習嫌いでショーをよくサボるラブちゃんでしたが
人懐こい性格を活かして、お客さんと近い距離で触れ合ったり
あえて、ショーをしないことをショーをするなど

竹島水族館は既にあるものを活かして
お金をかけずに工夫と知恵を凝らすことで見事に復活します。

その工夫とは、例えば展示生物。

シャチなどの目玉となるような人気生物がいなかったものの、地元でよくとれるタカアシガニという深海生物に目をつけて
タカアシガニに触れる展示を始めます。

その展示をきっかけに、今では深海魚の展示数を全国トップまで増やしたことでも人気が高まりました。

そして竹島水族館の人気を復活させた1番の改善は

このポップ

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(一時ブームとなったダイオウグソクムシと同じ仲間、オオグソクムシのポップ。

来館者のほとんどが展示の解説を読んでいないことに気づき、どうやったら読んでもらえるようになるかを考えた結果

なんと、展示されている魚が美味しいか美味しくないかを解説。

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手書きでユーモアのあるポップが面白い。

そういった小さな改善を重ねることで、一時は12万人に落ち込んでいた年間来場者数を今では30万人以上へと復活させた竹島水族館。

次回は館長に学ぶ意識改革について→

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